自分のロゴを作ろう
こんにちはこんばんは、全日本週休3日を推奨する会会長の佐藤葦汰です(嘘)。
先日名刺交換をした際にロゴについて触れていただけたので、調子に乗って記事にすることにしました。備忘録も兼ねて。
自分のロゴは作っておくと何かといいですよ。
ちょっとした話題性もありますし、不変だから間違いがないです。人の顔だって日によって変わりますからね。
ちなみに私のロゴはこちら↓↓↓
名刺はもちろんTwitterのアイコンもこのブログのアイコンも全部これです。
制作期間1日。
■何故自分のロゴを作ったのか
そもそもはwebデザイナーになる前、職業訓練校でイラレの制作課題として出されたお題です。自ら作ろうと思ったのではありません。
まぁでも肩書きのない身分だったために勉強会など交流する機会に名刺はあったほうがいいなと思っていて、さらに何も語れる技術もなかったのでロゴがあったりしたら多少箔が付いたりするかなと思ってそこそこ真面目に作りました。
■制作する前に考えたこと
ずばり「自分を表す色」と「自分を表す形(モチーフ)」。
この「自分を表す」にも2パターンあると思っていて「今(これまで)の自分」と「目指している(これからの)自分」。結論から言うと色は今の自分、形は目指す自分を採用しました。
まず色。
気分によって好きな色が変わると言う話も聞くので、いま好きな色をそのまま採用してもいいとも思うのですが、当時好きな色がイマイチはっきりしなかったことと、自分が思う自分とまわりが思う自分て必ずしもイコールではないよなと思い、付き合いの長い友人に私のイメージカラーを聞くことにしました。
私「私のイメージカラーって何?」
友人「うーん、紫かな?」
私「なんで?」
友人「クールで冷静な青い部分もあるけど、意外と情熱的な赤い部分もあるかなと思って。間をとって紫(笑)」
私「ほほう」
採用。
次に形。
昔から人と違うことをしたがるというかアイデンティティを大事にしたいタイプだったので、あえて自分に売りがあるとしたら「技術力」ではなく「思考力」だなと思い脳みそを採用。わりと即決。
また、デザイナーとして仕事するうえで考えたことをきちんとアウトプットできることが大事だなと思い万年筆の先を採用。これに関してはwebだしマウスとかペンタブのほうがいいかなとか、万年筆なんて使ってないし鉛筆とかボールペンのほうがいいかなとかちょっと悩みました・・・。
■制作する時に考えたこと
シンボルっぽくもあり、横書きにも縦書きにも使いやすいロゴを作りたかったので正方形になるべく偏りなく収まるよう意識しました。
赤と青が混ざって紫になると言うカラーのイメージがちょうど「思考を混ぜ合わせて新しいものを作る」と言う表現にぴったりだったのと、運よく脳みそが左右に分かれているものだったので赤と青も採用し、ペン先(アウトプット)に向けて紫になっていくグラデーションにしました。ちなみにカラーバリエーションとして紫一色だけのものと黒いものも作ってあります。
■作ってよかったこと
作った当時は就職するまでの使用のつもりでしたが、そこそこ真面目に作ったのでなんだかんだ就職してからも使っています。名刺に載せておくと交換した際に「これはなんのロゴですか?」とかSNSなどのアイコンも統一させておくと「あ、このロゴ見たことある!」とか小ネタになります。打ち解けやすい。
あとこれだけで制作物になるのでポートフォリオに載せられます。自己紹介にもなる。
■最後に
「これまでの自分」「これからの自分」「自分から見た自分」「人から見た自分」「人としての自分」「仕事をするうえでの自分」から「色」「形」あるいは「言葉」にまとめていく、ロゴって極限の凝縮作業だなぁと感じました。